インスタのストーリーズで見かけるSWIP UPでブログにとべるやつ。
あれ、いいなぁと思って調べてみたら、Followerが1万人!?いないとだめだとか。
絶対無理やん(≧▽≦)
という訳で、インスタからお越しの方はお手間をかけております。

さて、前回の続き

『千と千尋の神隠し』の中の、2つ目の大好きなシーンについて。

それは。。。
ハクが自分の名前を思い出すシーン。

湯婆婆の元に仕えるハク。
千と同じく、名前を奪われたハクは自分の名前を思い出せない。
けれど、千を背中に乗せて湯婆婆の元へ帰る途中、以前に千と会っていることを思い出します。
千(千尋)が小さい時川で溺れかけたのを助けたのが「琥珀川」であったハクだったのです。
そして、自分の本当の名前が「ニギハヤミコハクヌシ」だったことを思い出すのです。

このシーンが大好き。
二人が手を取り合って、千尋はポロポロと涙を流しながらそのことを話すシーン。

Who am I?

自分が何者なのか。って、なんだか深い哲学的な話になっちゃいそうですが、そんなことを考えたりします。
この問いには、いつも「結局何者でもない」にたどり着くのですが。
「何者でもない」って、投げやりな意味ではなく、「今ここ」にあることが全て。って意味です。

付けられている「名前」にはそれぞれやはり想いを持ってつけられていて、それが生きるための一つの大切な大切なアイテムとなると思うのです。
名前を取られそうになった「千」
名前を忘れ去りそうになっていた「ハク」

そして、名前を取り戻した「千尋」
名前を思い出した「ニギハヤミコハクヌシ」

大袈裟なようだけれど、本来の自分を生きるには、自分につけられた名前の意味を知り、そのことをいつも胸に置いておく。
これきっと大事なこと。そして、とっても尊い。普段わざわざ名乗るシーンがないため、そんな事忘れているけれど
わたしがわたしである為。みなさんも自分である為の名前。漢字のrootsなど、一度調べて見られると、面白いですよ。

名前を思い出した後の「ハク」のなんと穏やかな表情。
映画の中では描かれてはいないけれど、きっと利用されていた湯婆婆のもとを離れ、本来の自分を取り戻し生きていくはず。

これ、観てない人にはなんのこっちゃですね。
しかも何が言いたかったのか、オチない😂
でも、このシーンになると、なぜか涙が止まらないのです。。。😢😢😢

もし興味ある方は、ぜひ劇場へ!
千と千尋の神隠し、まだ上映中だと思います。

まだまだ、私の心に残るシーンはあるのですがここまで。

トップの写真は、やはり九份の別バージョン。

次回は妖精さんについて書こうと思います😂