陽が長なったなー。
なかなか更新できなーい。
通常運転に戻ると、更新頻度もまぁこんなもんですね♪

タイトルがファンタジーすぎますか?(^▽^;)

先日『千と千尋の神隠し』を映画館で観てきました。
今、ジブリ作品やってるんですよ~。

もう何度も観た作品。でっかいスクリーンで‼という事で、前回のバレエ公演に引き続き
映画ネタです。

観られていない方は、内容にも触れるので知りたくない。。。であればスルーでどうぞ。
ちなみに、、、これわたしの解釈なので。
観た人の数分解釈があるのが、映画だと思っていますので、そこんとこよろしくです♪
また長文になりそうな予感。

タイトルにもある、八百万の神さまたちのお話です。
ストーリーはうんと端折るのですが、わたしの好きなシーンを2つ挙げたいと思います。

先ず一つ目は、「おくされ様」と呼ばれるドロッドロの神さまがお客として湯屋にやってきます。
その担当を主人公の「千」が任される事に。
お風呂の中で身体をキレイにしようとするのですが、釜じいに頼んでいくら薬湯をもらっても、ぜんぜんキレイにならない。
すると、千がおくされ様に刺さっているトゲの様なものを見つけます。
そのトゲにロープを巻き付けて、綱引きの様に湯屋のスタッフ(で合ってる⁉)総出で引っ張ると、、、、
トゲだと思っていたものが実は自転車のハンドルで、それに引きつられて大量のゴミが浴槽にあふれだします。
すると、おくされ様だと思われていたその姿の中から、河の神様が現れる。。。
というシーン。

昔観ていた時はこのシーン、川を汚している。という環境に対するメッセージを受け取っていました。
それはもちろんそうなのだと思うのですが、今回観たときは、少し別の見方が。。。
おくされ様に刺さっていたトゲ(自転車)これ、潜在意識に刺さっているトゲに似ているなぁと。
私たちは、生きてきた中で様々な経験をし、そこにはもれなく「感情」がついてきます。
良いものもあれば、そうでないものも。。。
「感情」と言うのは、本来表現されるべきものであると私は思っています。
けれど、様々な理由からその「感情」を表現(この表現の「仕方」はとっっっても大事。)することなく意識の奥にしまい込んでしまいがち。
そして、そんな奥底にしまい込まれた感情たちは本来は表現されるべきなので、出たい出たいと騒ぎ出す。
それでも表に出さず、蓋をし続ける。
そうすると、感情は気がついて欲しくって、身体に痛みや病気(サイン)となって現れる。
と私は思っています。思っている。。。というかそうなのです。

今回久しぶりにこの映画を観て、そんな誰の心にも刺さっているであろうトゲが抜けた瞬間、まるで自分の感情もリリースされたような爽快感を持ちました。
「わたしにはそんなトゲはない」っていう人ほど、おっきなトゲが刺さってるから。これきっと間違いない。
わたしも日々、おっきなものから小さいものまで、潜在意識のトゲを見つけては抜く作業をしています。
おくされ様からゴミがたくさん出て河の神様に成ったように、意識もお掃除が必要なのです。

そして、映画では本来の姿を取り戻した河の神様が最後に一言
「よきかな」
この時の河の神様のお顔。。。そのお顔がすべてを表しています。

なんのこっちゃ分からないですか。
ま、それでもイイや。今回私がそう思ったのだからしょーがない。
そして、めちゃ長なった。。。。妖精さんまでたどり着かない。
もう一つの好きなシーンは次回へ!

TOPの写真は、この映画のモデルになった!?と言われている九份の街へ行ったときの写真。
もう一回いきたいな~✈