このタイトルを見てある人から「元手話通訳者って寂しいなぁ」って言われちゃいました。
現役ではないから仕方がない。
バリバリ通訳していた頃が懐かしい。。ってくらいもう遠くなっちゃいました。

9月になりました。今月は、スタジオでのレッスンに加えて、外でのお仕事も山盛りです。

そんな中の一つ。先日、大阪聴力障害者協会さまから依頼をいただき「大阪府手話通訳者養成講座上級課程」クラスで講演させていただきました。
テーマは、「手話通訳者の健康管理」です。
前にも書いたけど。。。手話通訳者の現任研修の場面でお話しさせていただく事はたくさんあったのですが、最近は「これから手話通訳を目指す人」へ、お話しさせていただく機会が増えてきました。
とってもありがたく、嬉しい事です。

手話通訳というお仕事

↑こちらにも書かせていただきました。
手話通訳というと、聞こえない人の為のもの。と思われる方が多いのですが、手話を話せない、聞こえる人のためにもお仕事をします。
大事な場面での双方のコミュニケーションの橋渡しをするのが「手話通訳」と言うお仕事なのです。

私が講演でお話しさせていただくのは、手話通訳をするときに身体がどんな動きをしていて、どんな筋肉で手話を作り出し表出してるのか。疲れない手話通訳をするためにはどんなトレーニングが必要なのか。そして、みなさんがご自宅でできる簡単な手話通訳者のためのトレーニングを最後にみんな一緒にします。
そして、、、手話通訳者として、仕事をするために必要な心のあり方、みたいなものをお話しさせてもらっています。
心のあり方。。。これについては、私は特別、心理学などを学んだわけでもありませんが、自分自身の経験からお話をさせてもらっています。
手話通訳含むいわゆる「支援職」と言われるお仕事についている人の特徴から見られる傾向や、自分を優先する為の方法。等について。

手話通訳の仕事の特性を知らない人には話せないことをお話できているのではないかと言う自負は強く持ちつつ、誤解を恐れず、そして誤解を恐れながら言葉を選びお伝えさせてもらっています。

スタジオでのレッスンはもちろんのこと、この外でのお仕事も私の活動の大きな柱の一つになりました。
どこでもそうなんだろうけど、福祉の現場は、TOPの入れ替わりや、それによる制度の変更などで、振り回されることも。
だからこそ、自分軸で物事を見ることができ、思考して選択していくことがこれから益々大事になっていくんだろうなぁと思っています。

ちょっと長くなった。
ちなみに、講演会場がある事情でマイクが使えず地声でお願いします。と言われましたが、元々声おっきいので困りません。
けど、例により次の日は声カッスカスでした。

この外仕事、もう来年に入ってから府外も含め多くの依頼をいただいています。
私も、一つでも新鮮な知識を、一人でも多くの人に聞いてもらえるように、どんどんブラッシュアップしてまいります♪

内容は繰り返しになるけれど、たくさんの人にこのことを知ってもらうためにも何度でも書いていこうと思います!