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先日のとある日。スタジオお休みをいただいて、祖母に会いにいってきました。
関東にいる祖母。そんなに遠くもないのに、会いにいけていませんでした。
これは先延ばしにする意味はない‼と思い立った日に叔父に連絡。
叔父夫婦、従姉妹と都合を合わせ、母も一緒に行ってきました。

祖父は私が高校生の時に他界。その後祖母は自身の出身である関東で暮らしています。
海が見える素敵な場所で。

私を見ると、最初はわからず(そう…もうそんなに会いに行ってなかったのです。。。)
名乗ると、「まぁ~こんなにきれいなお嬢さまになられて…」
もう、きれいなお嬢様なんて言ってくれるの、祖母しかいません!そこはありがたく受け取っておきましょう。

102歳。だけれども、顔もつやつや。手も透き通るような白さで柔らかい。
きちんと薄化粧をし、とってもきれいなブラウスとスカート。そして、上品なネックレスをつけていて、来るのを楽しみにしてくれていたんだなぁという事が伝わってきました。

改めて、祖父との出会いや暮らし。そして、祖父が亡くなってからの暮らし。。。
昔祖父からもらった、とっても可愛らしいプレゼントを大事にとってあって、それを見せてくれたり。
その話を聞いているとき、胸が熱くなるというのとはまた違う。。。
なんだか胸のなかがグルグルと渦を巻いているような初めての感覚を味わいました。
あれ、なんだったんだろう。。。

今年は絶対行こうと決めている奄美大島。祖父の出身の地です。
これも、いつかいつかと先延ばしにしていたら、そのいつかは永遠にやってきません。
今回の祖母訪問が、奄美行きの意思をより強く、そして濃厚なものにしてくれました。

何度も私をみて、何度も私に触れて、何度も「綺麗」と言ってくれた祖母。
そして、会話中はずっと穏やかな笑顔で何回も何回も出てきた言葉が「感謝」そして「幸せ」でした。
ええとこのお嬢様だった祖母は言葉遣いもとても美しい。

あんな風に美しい言葉遣いで、美しい言葉ばかりで話しているから、穏やかでキレイなおばあちゃんになったのでしょう。
間違いありません。

別れ際もお名残り惜しく見送ってくれ、最後まで私たちへの感謝の言葉を行ってくれました。
これで美味しいものでも食べなさい。と1万円のお小遣いまでくれた祖母。
使えないな~。。。

またきっと行くことにします。
今回、祖母の話を聞いたことと、奄美大島で祖父が青年までの時代、どんな風に暮らしていたのか。
それを知る人に聞き、物語を繋いで自分で「ファミリーヒストリー」を作って、家族・親戚にシェアしようと思います。

とっても有意義で満たされた時間でした~。