朝からの雨が上がってとても気持ちの良いスタジオ。
ほんと年々素敵な空間になってきています✨
Pilates スタジオのブログなのに、ピラティスのことがあんまり出てこない😂
今朝のレッスンでのこと。久しぶりにレッスンのこと書いてみます😹

ここ数回のレッスンで目覚ましいほど変化が見られまして👀
ご本人の身体への感じ方の変化が起こっていて、それが動きにも反映されているのが明らかに見えるのです🤩
ピラティスのマシンは、スプリングが付いていてその負荷を利用して動きます。
それがただの“ウエイト”になるのではなくその重さを利用して身体の中で感じて動いていただきます。
「それを理解できた上で動いています」っていうのが、クライアントさんからの言葉ではなく動きに見て取れたんですね♪もう、ガッツポーズ(古💦)もんですよ💪

irisへ来られて2年目くらいですかね。最初はしょーじき言って身体を動かすのが得意ではいらっしゃいませんでした。
今朝のお話の中でも「最初の1年はレッスンの1時間が地獄のようでした。まるで病院へ行くときのような気分でした」って😂
運動が足りていなければ足りていないほどそう感じるかもしれません。でも、それは通過儀礼のようなもので、次のステージへ上がるためには必要なものだったりします。
今では、エクササイズの強度や難度が上がったにも関わらず、地獄からは脱したとのこと♡
地獄て😂

改めて改めてなのですが、わたしたち現代人は圧倒的に運動が足りていません。生活はどんどん便利になっていっているけれど、肉体の構造は昔とは変わっていないのですもんね。
わたしたち普段、歩いたり立ったり横になったり💤と無意識に生活をしていますが、それをするにあたり、疲れにくい身体を作りたいわけです。
その無意識での体の動かし方が果たして合理的なのか?
みんな自分の動かしたいように動かすわけなので、例えば、、、ほんの少し股関節の動きが滑らかでないとします。それは痛みのあるなし関係なく。
そうすると、その股関節の動きの悪さを例えば足首や、膝、もしくは肩や首を使って調整しようとするんですねー。
なので、どこかに不具合が出てきた時。そこの調整だけを行えばいいという訳ではなく、要するにバランスを見るわけです。
本来働いていて欲しいところがお休みしてたりすると、他が補うわけですよ。
(これ、社会の中にもある構造ですね。誰かがサボると誰かが頑張らんとあかん。みたいな👅)
過剰に働いているとそりゃ不具合も出てきます。なので、働いていないところへアクセスしていき、どこでバランスを取ってるから痛みが出るのか。本来働いて欲しいところに刺激を入れて働いてもらう。
というようにバランスを取っていきたいのです。

そして、マシンを使って動くことの意味。
マシンで動くとき、バーに足を乗せたりストラップを手に持ったり足に掛けたり。
つまり身体のどこかがマシンと繋がっているんですね。繋がっている、もしくは接地している。
で、そのマシンの動きやスプリングの負荷をこちらが利用してエクササイズを行うのです。
マシンに動かされるのではなく、マシンを動かしてください。ってレッスンでも時々言うのですが、ピラティスはマシンとの共同作業です。
こちらがただ一方的に負荷に抵抗して動いていたらそれはただの筋トレマシンになってしまう。マシンの力を借りながら、それを自分の身体の中の骨や筋肉の動きに置き換え、感じながら動く。
マシンの動きは身体が動いた結果であって、マシンを動かすことを目的にしない。(難しいこと言っているようですが、マシンに乗ってみればわかります。)
そうすることで効果が上がっていく。それがピラティスのマシンの凄いところだと思っています。

ヒトの身体って知れば知るほど本当に優秀ですね。よく出来ている。
いつも書いたりレッスンで言ったりしているけれど、身体は入れ物だと思っています。
この入れ物を丁寧に扱い、整えておく。それにはまず興味が必要です。自分の身体に興味を持ち、まずは感じる。
どこが働いててどこが働いていないのか。
さっきも書いたように、社会の中だと割とみんなそれめざといでしょ😂あ、あの人サボってる😳とか。
それをご自身の身体の中でやるんですよ♪それを見つけるにはまず興味から♡
関心と興味を持ってみましょ♪

今朝のレッスンで改めてその大切さを私が教えていただきました🙏

世間はGWですね。
スタジオから見える風景はいつもと変わらず、心地よい風、テニスボールが弾む音。
そして緑がキラキラと揺れています♪