靱公園では、ピクニックしている人が増えてきました。
でも、、、、まだ寒いでしょーーーー。

ばったばたの毎日で久しぶりの映画館。
WEST SIDE STORYを見てきました。

今更説明も必要ないロミオとジュリエットを基に作られたストーリー。
1961年版(一昨年?かな午前10時の映画祭で観ました!)をスピルバーグ監督がリメイクしたものが、今公開されています。
王道のラブストーリー。「許されない恋」っていうのは、どのシチュエーションでも盛り上がりますね。

感想を書いてみよう。
観てない人や、これから観たい人は少し内容についても触れるので、スルーしてね♪

物語、、、というかあらすじはもうみなさんご存知だとは思うのですが。
舞台は、ニューヨークの“ウエストサイド”
「ジェッツ」と「シャークス」対立する二つのグループ。
ジェッツの元リーダーと、シャークスのリーダーの妹が恋に落ちるのです。

見終わった後の最初の感想は。。。。
「いつも誰かがどこかで争ってる😢」
ということ。
映画館でももらったカードに

一つになれない世界に、愛し合える場所はあるか?

「Dance at the Gym」 一番好きなシーン💓

の1文が。
きっとある。けれど、周りがそれを許さない。

二つのグループの対立争いの理由は「縄張り争い」
でも、それは場所の取り合いっていう単純なものではなく、民族間や彼らの祖先たちから脈々と流れる・伝わる想いが理由だったりする。
ジェッツとシャークスの争い。もし、、、もし争いに勝った方は果たしてそれで満足するんだろうか。
きっとしない。勝った方はまた次の敵を探すんだろう。
なぜなら、本当に欲しいものが縄張りではないから。

愛を見つけた人は、「そんな争いには意味がない」とその輪から去ろうとするが周りが許さない。
前は一緒に戦ったのに。とか、なんで変わってしまったんだとか色々理由をつけて留まらせようとする。
これ、自我の話と似ていますね👀

結局2つのグループはそれぞれを殺し合う闘いにまでなってしまう。
シャークスのリーダであるベルナルドの恋人のアニータ。
ベルナルドの妹のマリアと、シャークスの元リーダのトニーが許されない恋に落ちるわけですが、ベルナルドは、トニーに殺されてしまいます。
もちろん、マリアとトニーが恋人になるなんて、アニータには許せることじゃない。
マリアを強く非難します。
なのですが、、、大切な恋人を失ったからこそ、トニーを愛するマリアの気持ちが分かり。。。。
そこからとっても切ないラストシーンへ向かいます。

愛で争いを止めることができるのか・・・。
どう思われますか?
この物語に関しては「死」を持って争いが終わりました。
昔は無茶苦茶やっていたトニーがマリアと出会い、愛を見つけて、愛を感じて二つのグループの争いを止めようとした。
マリアは、トニーと兄のベルナルドに対して、こんな争いには意味がないから、とにかく争いの場には行かないでほしいと強く願った。
世界でいろんなことが起こっているけれど、とはいえやはり今は平和な場所で暮らしていてこの想いを理解するには、わたし自身ピースが足りなさすぎる。そう感じました。理想はあるけれど、実際はどうなんだ。っていうね。
友だちも観たって言ってたから、今度「愛」をテーマにワイン飲むことにしましょう😂🍷

わたしバーンスタインの音楽も好きなのですよ。
この動画の最初のレコーディングのシーンとか見てるだけでもめっちゃテンション上がる。

ダンスシーンも圧巻です♪
今回のアニータ役のアリアナ・デボーズさん、来週発表のオスカーにノミネートされていますね✨
そして、1961年版でアニータを演じたリタ・モレノさんが今回は、ある別の役で出演されているのですがなんと90歳ーーーー!!!制作総指揮もされたそうで、素敵♪

有名なバルコニーでのシーンなど耳なみじのある音楽もたくさん流れると思うので、興味ある方はぜひ♪
そして、愛について感じたことあれば教えてください💕

そしてこないだ「シラノ」も観てきたけど、こっちは切なすぎて大号泣で感想書けない😂