こんにちは。
いよいよ年末モードですね。
今年、やり残したことはないですか!?
わたしの年内の行事は、人生初の宝塚観劇!が控えていて、今からワクワクしております。
それ以外にもまだ何か起こりそうな気もしていますが👁

今日のタイトル。みなさん、ココロ動かしていますか?
私、美術館や劇場好きです。
ジャンルにこだわらず「観たい💕」と思ったものは必ず観に行きます。
というと、、、「絵画とか美術品とかってよく分からないんですよねー」
って言われることが多いです。
私もよく分かりません。ただ、好きか嫌いか。それだけで良いと思っています。

先日、「佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」 を観に京都まで行ってきました。※展覧会のサイトをリンクさせようと思ったのですが、会期終わったらページが見れなくなっていました😢
久しぶりの京博!

前期・後期と展示替えがあったのだけれど、前期はアメリカへ行っていて観れなかったので、後期だけ。。。
※前期は小野小町の展示がありました😢
NHKで何度も放送されていたそうで、かなりの人💦

 

今回のこの展覧会、少しだけ事前学習をして臨みました。
というより、、、話を聞いたから行きたくなった。
と言うのが正しい表現ですね。前職のBossから、この佐竹本絵巻の存在を聞いて俄然興味が湧いたのです。

鎌倉時代に作られた2巻の絵巻物。元々は、、、。
飛鳥時代から平安にかけて活躍した36人歌人の歌仙が書かれた絵巻物。
旧秋田藩主の佐竹家に伝わったことから「佐竹本」と呼ばれていました。
佐竹家の没落と共にこの絵巻物はお家から出ることになったのですが、巻物のままだと高価だったことから、切り離されてそれぞれ売られることになりました。つまり、36枚(プラス1正確には)の絵となったのです。

これだけでも十分ドラマなのですが、その後も当初の買い手からは流転しているものも沢山ある中、今回その絵たちが再集結。

切り離された絵を得ることになった当時の財界人たちは、それぞれの好みで表具をし、それが展示されているのです。
切り離されたどの絵を誰が取るか、はクジ引きされたのですがここにもまたドラマが。
その時に実際使われたクジや、茶釜、その時のお部屋の襖もあり、抽選会の部屋が再現されていました。

もちろん歌にも感動。今とは、時代はもちろん暮らしや何もかもが違う中でも、花を見て綺麗だと思ったり、好きな人のことを想って月を眺め明かした。なんていうのをみていると、自分がその時代にタイムスリップした様な気分になります。

そして、このコピー。

これ、考えた人天才。すんごいセンス。すっごくロマンティック!
絶対私なんかに言われたくないだろうけど。
でも、このコピー見た時揺さぶられました。

感情が動く経験を沢山する。
これって、本当に大切なこと。わたしの友だち曰く、「それには恋をするのが一番」って言ってたけど♡
でも、こうしてわからないながらも昔の事に触れたり、日頃行けない場所へ思い切って行ってみたりすると、ココロが動きます。

カチカチの心では、カラダまでかたくなっちゃいます。
何でもいいから、感情を動かし続けていたいな〜。
じゃないと、瞬発力も無くなっちゃう様な気がします。

こんなステキな世界を教えてくれたBossには改めて感謝です。